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キッチンの換気扇のお掃除

キッチンの中でもお掃除が大変なのが、換気扇ではないでしょうか?換気扇は油汚れがどうしてもたまる部分なので、日頃から汚れをためないように工夫しておくことが大切です。例えば、ペーパーフィルターをつけて、汚れたらまめに取り換えるようにする。そして油汚れがたまったなと思ったら、洗剤はアルカリ性洗剤を使いましょう。アルカリ性洗剤で拭き掃除をしておくなど地道な努力の積み重ねが汚れを防ぐコツです。ガスコンロはキレイにしても、コンロの上の汚れは見落としがちです。換気扇が汚いとキレイにしたコンロに油まじりのホコリが落ちてきますし、換気扇内部にたまった汚れで換気効率が悪くなります。そこでできれば3か月に1度、少なくても年に1度は換気扇の大掃除をしておきましょう。そして換気扇の掃除をする時期は夏がベストです。気温が高い夏は、こびりついた油汚れも柔らかくなり汚れも落ちやすい状態になっています。

換気扇のタイプは?

換気扇には大きくわけて2つのタイプがあります。プロペラ状の羽根の付いた「羽根型換気扇」とドラム型のファンが入った「シロッコファン型換気扇」です。羽根型換気扇は油汚れの真ん中にモーターがあり、汚れが内部にこびりやすいので手間がかかります。シロッコファン型のほうが、部品をすべて取り外しができるのでお掃除が楽です。基本はどちらの場合もほぼ同じです。しつこい油汚れを、洗剤(アルカリ性洗剤)をつけてゆるめてからヘラで落としていくのがコツです。油汚れの場合の洗剤の選び方はアルカリ性洗剤を使いましょう。つけ置き洗いをして効率よくキレイにしましょう。床を傷つけないように古新聞で保護してゴム手袋をはめることも忘れずに。

羽根型換気扇のお掃除の手順

ガスの元栓を閉め必ずコンセントを抜きます。そして羽根を外します。羽根の中央に大きなキャップかネジがあるので「ゆるむ」の方向に回してネジを外します。羽根を手前に抜いて外します。カバーも外してネジで止めている場合は外してなくさないように皿やカップに入れておきましょう。分解した換気扇は古新聞の上へ置きます。そして、羽根・キャップの部分にアルカリ性洗剤をスポンジで塗り、汚れを緩めていきます。油汚れの層が厚いときはヘラで落とします。汚れが激しい場合は、ティッシュペーパーにアルカリ性洗剤をしみこませてパックします。しばらく放置してからよく拭き取るか水で洗い流して洗剤分を除去します。次にモーター部分に水や洗剤が入らないようにラップかビニールで包み込みます。本体裏側の3枚板の部分は洗剤を含ませたティッシュペーパーでパックします。その後、モーター以外にスポンジで洗剤を塗り先ほどと同じように汚れを取り除きます。すべての部品を雑巾で拭いて洗剤分を十分に取り除いて、からぶきします。最後に取り外した手順と逆に部品を取り付けて完了です。

シロッコファン型換気扇のお掃除の手順

ガスの元栓を閉め必ずコンセントを抜きます。換気扇フードを外します。上部はフックで止まっていますので上に持ち上げるようにすると外れます。フードに照明がついていればケーブルも外しましょう。次にシロッコファンカバーを外します。ネジで止まっていることが多く、手でも外すことができると思います。シロッコファンの中央部のネジを外して手前に引き抜きます。外した部品はお湯で薄めたアルカリ性洗剤につけ置きします。お湯は高温にすれば、洗剤が効き始める時間を最短に出来ます。つけ置きの間に、シロッコファンカバーの中を掃除します。アルカリ性洗剤をぬり汚れをゆるめます。スプレー洗剤も放置時間を長くするのがコツでグッと掃除が楽になります。ヘラで除去してスポンジで洗浄します。つけ置きしたシロッコファンは割りばしや歯ブラシで汚れを落とし洗浄します。そして汚れが落ちたら、お湯ですすぎ、からぶきをします。あとは元通りに取り付けます。

換気扇フード

換気扇フードの内側や外側もお掃除します。汚れが固まっていたらアルカリ性洗剤をしみこませたティッシュペーパーでパックを。油がたまったところは、ウエスを巻いた割りばしを使ってとっていきましょう。フード外側は薄めのアルカリ性洗剤を塗り2、3分後にからぶきします。